睡眠時無呼吸症候群(SAS:Sleep Apnea Syndrome)は,睡眠中に舌がのどの奥をふさぐことなどにより,呼吸が止まったり止まりかけたりする状態が断続的に繰り返されることにより引き起こされます.

 

質のよい睡眠がとれないため,

◎日中の眠気,熟睡感がない

◎集中力の低下

◎頭痛

◎夜中に目が覚める,何度もトイレに行く

などの症状が認められ,さらに

◎高血圧

◎糖尿病

◎脳血管障害,虚血性心疾患

などの合併症を引き起こす危険因子ともされています.

 

歯科医院ではスリープスプリントとよばれるマウスピースを作製し,舌がのどをふさがないよう対応します.スリープスプリントはCPAP治療と比較しておおがかりでなく,携帯でき簡便なため,受け入れていただきやすいと思います.内科や耳鼻咽喉科などの医療機関で検査を受け,SASと診断,スリープスプリント治療が適応と判断され歯科医院への紹介状を持参された場合,保険適応で作製することができます(いびき防止のためのスリープスプリントは保険適応外ですのでご注意ください).ただし,中枢型睡眠時無呼吸症,重度の無呼吸症,重度の咽頭肥大,残っている歯が少ない,などではスリープスプリント治療が困難です.お悩みの方はお気軽にお問い合わせください.